解体撤去・不用品処分

建物の解体について

時が経過すると共に建物は劣化し資産価値が低下します。そのため解体撤去し土地として売却することをお勧めする場合があります。また倒壊しそうな建物の場合は、一定の条件がありますが空き家対策の新しい制度により、建物解体工事に補助金が出るケースもあります。

当社では、解体業者の斡旋や補助金制度の申請などもご紹介させていただけます。

ただ、建物を解体することがベストな選択肢とは限りません。
さんぜろ不動産では、リフォームしてから売出したり、現状のままで買い手を見つけたり、物件状況に合わせてよりベストな方法を模索してご提案いたします。

建物を解体撤去した方がいいケース

先に述べたように、建物が経年劣化していたとしても解体が必ずしも正解とは限りません。 解体すべき基準は、以下の3つのいずれかに当てはまった場合です。

1.昭和56年5月31日以前に建てられた建物は「旧耐震基準」で建てられています。基礎の耐震性はリフォームでは改善しづらいため、地震への関心が高まっている昨今においては、耐震性を満たしていない建物は解体してしまった方がよいでしょう。

2.築25年以上の木造の戸建ては建物に値がつきにくく、多くの不動産会社は価値無しと判断されてしまう場合が多いでしょう。建物が傾いていたり、そのままでの利用が難しい(リフォームが必要)場合は解体して土地として売り出した方が買い手が付きやすくなります。

3.立地の需要に合っていない建物の場合も解体して土地として売り出した方が、売りやすくなります。

※但し、上記条件に当てはまっても、先ずはそのままの状態で当社へご相談ください。

必ずしも売却前に解体するべきではない

建物を解体すると、以下のような税金やコストが発生します。
・固定資産税の負担が増える
・解体費用がかかる

このため、築年数が経過していたとしても必ずしも売却前の解体が正解とはいえません。解体費用をかけても、売却金額に上乗せすることは難しいものです。
解体という選択肢を取る以外にも、「古家つき土地」として売却することも可能です。古家を残して売り出した場合、買い手にとってはその土地に建物が建っていることがイメージし易い場合もありますし、日当たりや建物の配置などの参考に出来る場合もあります。
更に、土地が「再建築不可」なのかどうかの確認も必要です。再建築不可の土地で建物を解体してしまうと、その土地に建物が建てられなくなってしまいます。
このように、建物を解体するときには様々な観点から検証しなければいけないため、専門知識がないとなかなか判断が難しいものです。解体しようかな?と思ったら、先ず、さんぜろ不動産に相談ください。

なぜ不用品処分・ハウスクリーニングが必要?

売り出し物件に不用品が残っている状態だと売却できないケースが多くあります。仮に売却できたとしても結局は売り手が費用を出して処分するか、買い手が処分するにしてもその費用は売主が負担することになります。また処分後に気が付いていなかった不具合が見つかってしまうかもしれません。しかも買い手にとっては良いイメージは有りませんから物件の評価も悪くなります。せっかく売り出すなら不用品を処分し、物件自体の印象を良くして少しでも価値を向上させましょう。
また、不用品をそのまま放置していると建物の管理自体も疎かになる可能性があり、以下のような状態になれば価値が低下してしまいます。

 ・窓を閉め切った状態にしていて湿気がこもりカビが大量発生した
 ・排水管内の封水が蒸発して下水からの匂いが充満した
 ・シロアリが発生、床が腐食されて抜け落ちた

なお、不用品は不動産査定の対象とはなりません。対象は「不動産」に限定されており、不用品は「動産」に分類されるためです。エアコンなどの家電や食器棚などの家具が備え付けられいる場合にも査定額のプラスにはなりません。不用品の中には「お宝」が眠っていることも多くありますので、処分業者に価値あるものは買い取ってもらい、なおかつ片付けもしてもらえば一石二鳥で決して損にはならないかと思います。不用品を処分してクリーニングを行い、スッキリ綺麗な物件にして買い手に好印象を与えましょう。
※物件価値を高める家財の場合は、上記は当てはまりません。

「魅せ方」を工夫すれば、高く、早く売れる可能性が高まる

物件を売却するときには、不用品の処分だけではなく、「ハウスクリーニング」や「ステージング」をおこなうことでより有利な条件で売却できる可能性があります。
ハウスクリーニングは、物件をクリーニングし綺麗な状態にすることです。物件は清潔感がある方が売れやすいため、専門の業者にクリーニングを依頼することで好条件で売りやすくなります。浴室や洗面台、トイレなどの水回りを中心に、専門の技術を持ったスタッフが専用の機材を用いて洗浄することで、ご自身ではおこないにくい部分も綺麗に清掃してくれます。
一方、ステージングとは、物件にインテリアや小物などを飾り付け、モデルルームのように演出すること。物件が空室の場合は、家具やインテリアを配置することで、その物件で生活するイメージが付きやすくなります。内覧時の印象をよくすることで、早期売却できる可能性が高まります。
以上のような方法を効果的に用いて「魅せ方」を工夫することで、物件が売却できる期間の短縮や、販売価格をアップさせることも可能です。

売却物件との窓口の一本化

物件を売却する際は、さんぜろ不動産にご相談ください。スタッフが売却物件を解体すべきかどうかを客観的に判断したり、解体や不用品処分、ハウスクリーニングやステージングそれぞれの専門業者と連携して売主様のご負担を極力無くし、物件を少しでも高く売り出せるよう努めます。
さんぜろ不動産にお任せいただければ、当社が一本化の窓口となりますので、時間のない方やお急ぎの方は手間を省く事ができ、同時に不用品の買取と処分費用を差引して費用を減らすなど柔軟に対応させていただきます。ご売却物件の査定だけでなく、解体・不用品処分など全てのお見積りまで対応しています。

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