リノベーションとよく間違えられる「リフォーム」ですが、一般社団法人 リノベーション協議会では「リフォームとは原状回復のための修繕・営繕、不具合箇所への部分的な対処」と定義・分類しています。
リフォームでは経年変化により汚れて古びた内装を、新築の状態に近づけるための改修を行います。つまりリフォームとは「元に戻す」という意味合いが強いといえます。

リフォームの人気は比較的水回りに集まっています。ほぼ毎日使われる水回りの設備は、他の設備に比べて劣化するのが早く、また不便を感じやすい場所でもあります。その分リフォームによって自分の生活スタイルに合わせたリフォームを検討される方が多いようです。また、家自体の寿命に関わる外壁・屋根のリフォームも人気です。

1位　お風呂

リフォームすることによって保温機能がアップして寒い日でも暖かくお風呂に入れたり、最新の素材を取り入れることで掃除が楽になったり、浴槽が広くなってリラックスできたりと、入浴を快適にすることができます。また、高齢になったことをきっかけに手すりを付けるなどのバリアフリー化するお客様も多いです。

2位　トイレ

トイレの寿命は各ご家庭での使い方やメンテナンスの頻度も関わってきますが、目安としては新品を使用してから10年ほどでウォシュレットに不具合が見られることが増え、15年が経過したらトイレのリフォームの検討をオススメしています。

3位　洗面所

洗面所のリフォームは洗面台の交換と周りの棚を改築するリフォームが主流です。洗面台を交換することによって使い勝手を良くしたり、収納を増やしたりもできます。また、洗面所は特に湿気がたまりやすい場所なので、壁紙や床を一緒にリフォームして空間全体をリフォームされるお客様が多いです。

4位　キッチン

キッチンは日々の生活の中でも家族全員の使用頻度が高い場所です。毎日たくさん使う分「機能や配置を変えたい」という要望が多くでやすい場所です。キッチンの場所や向きなどによって家事の動線も大きく変わってくるので、キッチンの場所から見直すこともオススメします。

5位　外壁

家の外壁は365日、毎日外気や雨風や土埃など外からの刺激から守っているため、塗装が傷んだり剥がれてしまうことは避けられません。
塗装の耐久性がなくなってくると防水効果の低下や、ひび割れ、内部の劣化に繋がります。長く安心して暮らすためにも外壁のメンテナンスは定期的に行ってください。

建物の建築年数が経過するとどうしても経年劣化や汚れ、設備の傷みが発生してしまいます。生活に伴い床や水回りも汚れや水垢などの付着があると思います。そうした場合は、思い切ってリフォームで壁紙や設備などを一新してから、ハウスクリーニングをお願いしてはいかがでしょうか。プロなら汚れを徹底的に綺麗にしてくれるだけではなく、エントランスや外壁の高圧洗浄、フローリングのワックスがけ、エアコンの掃除、水回りの水垢落としまで行ってくれます。部屋の空気もキレイになりアレルギー予防にも有効ではないでしょうか。
また、物件を売る際にもハウスクリーニングをしておけば、ご案内した際に「きれいな物件！」と思われますから、買い手に好印象を残せます。多少の費用は掛かりますが十分に効果があり、早く高く売却できる可能性もありますのでお勧めしています。